カテゴリー: 歴史

全国最多の国指定の「重要伝統的建造物群保存地区」。石川県内の八ヶ所を１泊２日で尋ねます。石川県の中央に位置する金沢市内に宿泊します。重伝建以外にも伝統的建築物や近代的な建造ぶつもご堪能ください。

標高2702mの白山の頂上から日本海に至る白山市の全域が日本ジオパークから「白山手取川ジオパーク」として認定された白山と手取川平野。この貴重な地層の財産の見どころと美味しい食べ物や世界的にも希少な食品「ふぐの子へしこ」（フグ卵巣の糠漬け）などを見学します。

開湯1300年、藩政時代にはお殿様の湯浴び場として、大正6年には竹久夢二が笠井彦乃と至福の日々を過ごしました。この金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌温泉で、年に１日だけの貴重な行事「氷室開き」を見学してみませんか。

霊峰白山のふところに抱かれ日本海を望む自然あふれる街・小松は、加賀百万石前田家の三代目「前田利常」が隠居した小松城を中心とした城下町で、金沢の武家文化と対照的に茶の湯・畳表・絹織物・菓子などの町人文化が今でも伝えられています。

猛毒を持つふぐの卵巣を無毒化する糠漬・粕漬の驚異をさぐり、平成の名水百選「白山美川伏流水群」に泳ぐ珍しい淡水魚「トミヨ」を観察。日本海や手取川の旬も天然物にこだわり続ける割烹「なべ長」で味わえます。金沢近郊白山市美川地域を一度訪ねてみませんか。

旅は乗り物から始まる、交通機関の結節点ともいえる南加賀小松を中心に、能登でも金沢でもない加賀地方の隠れた魅力を探る