ツアー概略
北陸石川の加賀地方と岐阜県の飛騨美濃にまたがる日本三霊山(日本三名山)と言われる白山。名山と呼ばれる山々に人々の崇敬の念が集まり、やがて霊地として崇められるようになる例は太古の頃からあります。日本三名山の一つにふさわしく古くから信仰の場として人々に仰ぎまつられてきた霊峰白山の歴史と文化を学び、白山の開祖「泰澄大師」の足跡を探ります。
出発日
平成26年3月より、団体貸切にて承り中(受注型企画旅行):お問合せ下さい
料金の目安
大人 26,800円 小人 23,800 円(3歳~中学生未満)(2歳以下は無料)
実施人数
10名~25名程度
その他
食事条件:朝1回、昼1回、夕1回
添乗員:同行
交通機関:貸切バス
旅程
日次 | 旅程 |
1日目 |
13:00 小松空港・小松駅・松任駅・金沢駅(集合) 13:50 一閑寺:不動明王(日本一の摩崖仏) 14:30 白山比咩神社(白山社の総本宮参拝) 16:00 白峰温泉 御前荘 着後 |
2日目 |
08:30 旅館(出発) 08:40 白山ろく民俗資料館(白山麓の歴史と生活:見学・体験) 09:30 白山本地堂(十一面観音座像) 10:10 白山工房〔牛首紬・織りの資料館〕 11:20 勝山:平泉寺〔白山神社〕 12:10 越前大仏(昼食) 13:10 勝山駅 15:20 小松空港・小松駅・松任駅・金沢駅 |
見どころ
一閑寺 不動明王像 |
お堂の正面には泰澄大師が自然の一枚岩を彫って作ったと言われる、日本最大級の高さ8mもの磨崖仏不動明王像があります。眼病や商売繁盛、魔除けなどの御利益があるとして人々の信仰を集めています。 |
白山本宮・白山比咩神社 |
創建は崇神天皇の頃とされる。奥宮は、白山山頂の御前峰にある。一般には白山(しらやま)さん・白山権現などともいわれる。霊峰白山を御神体とする全国3,000白山社の総本宮。奥宮を白山山頂に祭る。 国宝銘吉光の剣や重要文化財木造狛犬など宝物も多い。古来「下白山(しもしらやま)」と呼ばれた本社は、霊峰白山の「まつりのにわ(祭事を行なう場所)」として設けられた白山本宮で、「加賀一ノ宮」として尊敬され、「白山(しらやま)さん」として多くの人々に親しまれている北陸鎮護の大社です。 |
白峰温泉 御前荘 |
御前荘は、石川県の最南端で、山岳信仰の山「白山」の山間に位置しています。山々は、春は新緑、秋は紅葉、冬は純白の世界へと姿を変えて、訪れる皆様の目を楽しませてくれます。 公共の宿として知られる御前荘のおすすめは、館内から白山を仰ぎ見ることができること、豊富で良質の温泉に恵まれていること、館内は人に優しいバリアフリーであること、お食事は白峰名産の堅豆腐・とちもち・岩魚などを、アレンジしたお料理をご用意していることです。 中でも自慢の温泉は、泉質が全国でもめずらしいと言われる純重曹泉で、湯上がりの肌が絹のようにつるつるになることから、絹肌の湯とも呼ばれ大変好評です。 |
白山ろく民俗資料館 白山工房 |
■白山ろく民俗資料館 ■白山工房(牛首紬) |
白峰 白山本地堂と林西寺 |
白山のふもと、古い町並みが残る白峰地区は、400戸程の小さな集落に5つの寺を有する山岳信仰の厚い土地柄です。明治元年に神仏分離令が公布された際、下山を余儀なくされた十一面観世音菩薩像(国指定重要文化財)などでかつて白山の山頂にあった仏像8体を林西寺が拝受し、現在は境内の白山本地堂に安置されています。泰澄大師が開いた白山の歴史や文化を今に伝える由緒ある古刹です。 |
勝山平泉寺(白山神社) |
白山神社は養老年間(西暦720年頃)に、泰澄大師が創建した古社で平泉寺はその別当寺です。室町時代には9万石の寺領と48社・36堂・6千坊を数え、政治的・兵力的に黄金時代を迎えましたが、その後一向一揆により壊滅しました。秀吉の時代・江戸時代とやや復興を見ましたが、明治時代の神仏分離により白山神社だけが残り、現在に至っています。 |